いち在日朝鮮人kinchanのかなり不定期更新日記

はてなダイアリーから移行しました。古い記事ばかりになりましたが、ボチボチ更新していこうと思います。

ブログ再開後、2週間を経過しての雑感

1年以上眠らせていたブログを再開して1稿書いたら、いろいろなコメントがついたが、大部分は罵詈雑言やヘイトのコメントだった。

在日朝鮮人のブログということで、わざわざ文句を言いに寄ってきた者
*とにかく、韓国・朝鮮という国家、及びその国家機関の挙動に対し文句が言いたくて書き込んでいく者
*エントリーに関係の無い主張を繰り広げる者
*出自や身の上など、プライベートを不躾な言いぶりで詮索する者
*とにかく粘着質に一つひとつのコメントに何かと文句を言いに来る者

これでは何のためのコメント欄か分からない。
エントリーの主張に対し、感想・意見・賛意・批判をするためのコメント欄であるはずだし、ブログの主旨(人権擁護と多文化共生)にかなうコメント、たとえ国籍やバックボーンは違っても目指す方向性や理想を共有するべく議論する場でなければ、私がブログを続ける意味がない。

他者の人権や、多文化が共に生きる社会を軽んじるコメントばかりが並び、選別主義や差別思想をひけらかし、日本以外の国・民族、あるいは共同幻想の『反日』の立場の者を貶める場を提供しているようでは、ヘイトの増幅に一役買うことにも繋がりかねない。

これまで、良心的な筆致のブログや人権擁護を求める市民団体が、べったりとまとわりつくネトウヨレイシストの攻撃に手を焼き、閉鎖や休眠に追い込まれていく様を方々で見てきたが、分かる気がする。
ネトウヨレイシストの理解を取り付けるほど、骨の折れることも無いし、利益が少ないことも無い。
常々私が言うように、彼らに必要なのは、治療であり、まともな政治や法治による『周辺化』である。

これほどに「反知性」や「嘘」や「ごまかし」が大手を振って歩くようになった現在、私が結果としてそれに加担するようでは、まったくどうしようもないので、以下のとおり、ブログの方針を変更することにする。



1)コメント欄は承認制とする。

2)承認する基準は以下のとおりである。
*エントリーに対する、感想・意見・批判・議論とする
*エントリーと関係のないものであっても、民族や社会的属性を貶めるものでなく、人権擁護や多文化共生に資する意見等と認めるものは承認する

3)承認されないものとしては、上記2の基準のほか、以下のとおりである。
*差別主義、選別主義、歴史修正主義を是とする発言
*人権擁護、多文化共生といった、人類の普遍的な価値に挑戦する主張
*会話が成り立たない、前提となるべき知識や共有されるべき着眼点を欠く、独善的な主張

4)ブックマークのコメントについても、同様の基準で削除することがある。



個人のブログは個人の主張を展開する場である。私の主張が気に入らないのなら、別でブログでもやればいいわけであるから、律儀に構える必要もないと思い至った。不本意ではあるが、了解願いたい。
現在別の稿を執筆中である。近日中にアゲる予定である。